旅の楽しみは本当に人それぞれ
いろいろあると思います。
目的地で観光や食事を楽しむことは
もちろんなのですが
自分なりに密かに見つけた
旅の楽しみ&喜びについてです。
包装紙
包装紙が好きです。
旅先で買ったお菓子などが
包まれていた包装紙。
折り皴がついていても
それも包まれていた証として
記念だと思っています。
どのお店の包装紙にも個性があり
見るたびに
”これには○○が包まれていた”とか
”このお店の△△は美味しかった”とか
記憶が思い起こされます。
これがどうしても捨てられず
保管してあります。
お店のセンスが表れる
包装紙のデサインには
そのお店のセンスが表れていると
思っています。
紙の質感、触り心地に始まり
色やロゴ、模様などで
「この包装紙はあのお店!」
と分かるくらいだから
包装紙はお店の代名詞のようなもの。
これをなんとも愛おしく感じるのです。
そして思い出深く記憶に刻まれ
いつまでも印象に残るものとなっています。
家族から
ある時、夫に言われました。
「これ、いつまで取っておくの?
必要なの?」
と。
ええ。
必要ですとも。
私の中のノスタルジーワールドに行く
大切な切符のようなものですから。
何でもポイポイ手放すことができる夫と
ちょっと違う私。
何となく悲しくなりながらも
「うん。要るから取っておく。」
こうしてモノが増えていくことへの
後ろめたい気持ちに苛まれながら
保管しています。
手放せないから再利用
でもある時、思いました。
私には必要でも
関心のない人にとっては
ただの折り皴のついた紙 = ゴミ。
なので再利用することにしました。
それは旅に関する本の
ブックカバーにすること。
そうするとわりとよく目につくし
手にする機会も多い。
ただただしまい込んでおくより
ずっと目にすることが多くなったおかげで
記憶が何度も呼び覚まされて
また行ってみたい!と思ったり
次なる新しい目的が見つかったりします。
この方法に切り替えてから
以前ほど包装紙が
溜まらなくなりました(^^)/