清水寺から高台寺に向かう予定でしたが
近くに”八坂庚申堂”があることを
思い出しました。
彩にあふれたカラフルな”くくり猿”が
境内あちこちにたくさん!!
五月晴れによく映える
鮮やかな世界でした。
9時から
いきなりですが
なんということでしょう( ;∀;)
早朝に混雑を避けて
ゆっくり清水寺に行きたい!
ということで
出かけたのは良いものの
それは1日のすべてが前倒しになる
ということを意味するのでした。
八坂庚申堂は9時に開門
ということでした。
清水寺を後にしたのが
およそ7:30。
空いていたから約1時間30分で
存分にまわることができた
とも言えます。
(ちなみに清水寺には
早朝6:00過ぎに到着)
混雑している時間帯は
本当に自分のペースでは移動できず
ただただ前の人について
歩くことになります。
以前の記事より
初めての主婦の一人旅 京都 (seishonagonblog.com)
あたりを散策
ということで八坂庚申堂の
開門までの時間に
あたりを散策することにしました。
朝7:30過ぎはこのとおり
道も空いています。
周辺のお店の開店準備の車が
通ったり停まったり。
三年坂(産寧坂)
八坂庚申堂(やさかこうしんどう) 8:20
9時開門なのですが
8:20頃に通りかかったところ
なんと開いていました。
※余談ですが・・・
この間、高台寺にも一度
足を運んでいます。
やはり拝観は9時からだったので
戻ってきました。
さっそく参拝します。
八坂庚申堂(やさかこうしんどう)
正式名称は金剛寺(こんごうじ)
天台宗の寺院で
ご本尊は青面金剛(しょうめんこんごう)。
日本初の道教の庚申信仰を始めたお寺で
東京浅草寺、大阪四天王寺とともに
日本三庚申のひとつとされています。
”庚申”とは60日に1度まわってくる
庚申(かのえさる)の日を意味します。
今もこの”庚申の日”には護摩焚きや
こんにゃく焚きの行事が行われています。
境内を彩るカラフルな
お団子のような丸いものは
”くくり猿”というもの。
飛騨高山で見られる”さるぼぼ”に
似た形をしています。
お守りということで
欲望のままに振る舞う
猿の手足を縛ることで
”わがままな自分の心を戒めるお守り”
という意味なのだそうです。
己の欲をひとつ手放して我慢し
青面金剛さまに奉納することで
願いを叶えていただける
そんなお守りのくくり猿は
ひとつ500円。
願い事、氏名、生年月日を書いて
境内に吊るします。
欲を手放すために
動く自由を奪われたくくり猿の姿に
少々 複雑な気持ちにも・・・
要は己の欲ばかりではなく
我慢して手放してこそ
得られる叶えられる、
ということでしょうか。
くくり猿は人気があり
また手作りのものなので
売り切れることもあるそうです。
ご希望の場合は
9時に寺務所が開いてから
お尋ねになってみてください。
なで仏の”びんづるそんじゃ”
身体の悪い所を撫でると
ご利益があるそうです。
肩、膝、足あたりが
撫でられてツルツルしているような・・・
次は高台寺に向かいます。