今日は端午の節句、こどもの日。
京都の出町ふたばさんの柏餅と
豆餅をいただきました。
ゴールデンウィークも昨日と今日が
Uターンラッシュのようですね。
明日もお休みでまだまだ
日曜日まで続く方も。
よく晴れた風のさわやかな日でした。
まさに新緑のまぶしい五月晴れです。
日本の伝統行事のお菓子”柏餅”とともに
季節を感じました。
甘いおみその柏餅
京都の出町ふたばさんといえば
あの大人気の豆餅 = 豆大福ですね。
今回は端午の節句に合わせて
豆餅と柏餅を予約させていただきました。
以前、柏餅について書きましたが
みそ味の柏餅について思い出しました!
5年ほど前のゴールデンウィークに
京都に行ったときに
出町ふたばさんで買い求めていたことを
思い出しました。
とろりと甘い白みそのあんは
京都ならではですね。
せっかくの季節のお菓子なので
今回もぜひ!ということになりました。
柏の葉に包まれるところまでは
通常の柏餅と同じですが
葉からちらりと見えている生地の部分が
うっすらピンクのような色です。
そして、なんとなく中のおみそが
透けて見えるような・・・といった感じです。
とにかく生地がやわやかいので
柏の葉から剥がすときに
少しだけ葉にくっついて
生地に穴が開いてしまいました。
それくらい生地の水分量が高く柔らかです。
中を拝見。
一気にトロリと中のみそあんが
出てきました。
鼻に抜けるお味噌の風味と
やさしい甘さが
柔らかな生地感と良く合います。
出町ふたばさんの柏餅は
こちらのみそ味のほかにも
普通のあずきのあんこのものも
用意があります。
いろいろ食べ比べをするのも
楽しいですね。
豆餅
豆餅を目当てにお店に足を運ばれる方
きっと大勢いらっしゃることと思います。
あんなに惜しみなくゴロゴロと
生地に入れられた豆の大福って
なかなかお目にかかれないかも。
今回、自分の分のお豆の数を
数えてみました。
豆大福1個の生地に入っていた
お豆の数は・・・!?
20個でした!
いやはや20個って。
なかなかの数ではないですか!?
このゴロゴロ感はものすごい!!
お豆好きな方、そしてこしあん好きの方。
本当におすすめします!!!
ただ日持ちがしないので
その日のうちにお召し上がりを。
それだけ余計なものが入っていない
という証でもあります。
以前の記事はこちら・・・
出町ふたばの豆餅(豆大福)と 相国寺 (seishonagonblog.com)
大大大行列!!!
いつも買い求めるお客さんで
大行列の出町ふたばさん。
こんなにじゃんじゃん売れたら
気持ちいいだろうなぁ~ と
いつもそう思っています。
お商売されていて
やりがいあるだろうなぁって。
本当にそう思うのです。
今回も事前に電話予約して伺ったのですが
到着してびっくり!!
大大大行列!!!
車で行きましたが
近づいた時にはもうすでに
歩道からあふれんばかりの人だかり。
ちょっと撮影もはばかられる気がしたので
記憶で書き留めます。
出町ふたばさんはお店の前が歩道です。
通行する方の妨げにならないように
並ぶお客さんの整理専用の店員さんが
少なくとも3人はみえました。
そして順番待ちの行列は全部で6列。
お店側ぴったりにまずは3列。
そして歩道を通行する方の為の
通路が確保されています。
そして今度は車道ギリギリまでのところに3列。
列が膨らんで通行の妨げにならないよう
常に行列を管理する店員さんが
様子を見ながら移動の案内をされていました。
私はというとお声をかけるタイミングを
今か今かと見計らいつつ・・・
「あの~・・・
○時に予約さえていただいた
△△と申します。」
やっとのことでお声かけ成功。
すると
「△△様ですね!」
「予約の△△様です!
お願いします!」
元気よく応答していただけ
ずんずんと列を割って先導に従います。
「こちら中へお願いします!」
え!?
中って。
完全に作業場じゃん!
いいの!?
と戸惑っていると
「△△様、中へお入りください!」
ああぁ、はい。
じゃあお邪魔しちゃいます。
というわけで
目の前の箱いっぱいに詰められた豆餅が
すぐに別の場所に移動して
注文ごとにパックに詰められる様子を感じつつ
受取と会計となりました。
接客してくれたのは
10代とおぼしき若い男の子。
お釣りを手渡してくれたその手は
豆餅の粉で真っ白でした。
お忙しいところだけれど
あまりの行列に思わずお話してしまいました。
「いつも混んでいるけれど
今日はまたひときわすごいね!」
と言ったところ
「ゴールデンウィークなので
とくに混みますね。」
とのことでした。
御礼を言ってお店を後にしました。
お店の姿勢と美味しさが
人気を支えているのですね。
たくさんの従業員の方が
ゴールデンウィーク返上で
お仕事をしていらっしゃいました。
ひとつひとつ感謝していただきます。
こいのぼり
今日は端午の節句、こどもの日。
昭和の時代にはあちこちのお宅で
こいのぼりが空高く泳いでいました。
~あれから40年。
きみまろ氏みたいな口調に
なってしまったわ。
お庭に立てられた高いポールに
まごいひごいが元気にはためく姿は
珍しくなりました。
子どもの頃は国旗掲揚のように
こいのぼりを揚げる手伝いをよくしたものです。
少し離れた場所からも
こいのぼりが目印となって自宅が分かり
子どもながらに密かに誇らしく感じていました。
お祝いや行事も時代と共に変化しました。
住宅事情も大きく変わり
価値観も変わりました。
せめてお菓子は・・・
季節を感じ縁起を担ぐものとして
ずっと残ってもらいたいと思いました。