一人旅~私なりの”ぼっち考”~

一人旅~私なりの”ぼっち考”~

主婦の一人旅の計画を立て始め
ワクワクが止まらない私。
夫以外には誰にも話すことなく
密かに計画を立てていました。

ある時たまたま”ぼっち”について
友人知人と話す機会がありました。
一人で行動することや
一人で食事すること
一人で旅行することについて
本当に様々な考え方や
捉え方があるものだと痛感しました。

私なりの”幸せなぼっち”について
考えてみました。

前向きな”ぼっち”

”ぼっち”という言葉が
浸透して久しいですが
言わずもがな”ひとりぼっち”の略語。

どちらかというとあまり
良いニュアンスではない??

一緒にいる友人がいないとか
交友関係がないとか
このような状況のことを
暗にさすように感じています。

でも・・・

一人でいることは本人は寂しいのかな?
一人でいることは本人は不幸せなのかな?

結局は本人がどう感じて
どう思っているのかの問題なのでは。
他人の勝手な憶測で
本人の本当の幸せを量ることはできない。

一人でいることを”あえて”
選択している人もいるはずだし
これをむしろ心地よいと
思っている人だっているはず。

このような考えに至ったのは
こどもたちが幼稚園に入園してからでした。
いわゆる”ママ友”の付き合いに
疲れ果ててしまってからです。

しんどい思いもいろいろしましたが
今となってはあの経験が
私の”ぼっちライフ”の目覚めで、
感謝することでもあったりします。

自ら選んだ”ぼっち”

この目覚めがあったからこそ
一人旅をしてみたい、と
思いついたのだと思います。

いつも誰かと一緒にいることが安心。
自分の意思は二の次で
周りと同じ行動を取ることが最優先。
群れることでメンバーの一員と
認識されているような感覚。

これが好きならば
これがいいと思います。
心が満たされて幸せならば。

私はそうはいかず、
どんどん疲弊してすり減って
自分を見失いました。

そして一緒にいるから友達
ではなく
一緒にいなくても友達
という流れに変わっていきました。

困ったときは助け合い
会えばどうして欲しいかが
お互いすぐに読み取れる。
もはや説明不要のまるでテレパシーでも
飛ばし合っているかのような。

そんな繋がりが心地よく当たり前になると
ぼっちの自分がこれっぽっちも
怖くも恥ずかしくもなくなりました。

友人は少ないです。
けれども少数精鋭であることが
私の財産です。

”ぼっち”のメリット

”ぼっち”の最大のメリットは
自分の都合が最優先できること。

待ち合わせして遅れて
うしろめたさを感じることもなければ
反対に待たされてイラつくこともない。

自分のタイミングで動き
食べたいものを食べて
休憩したい時にひと休み。

普段から自由にしている分
相手の自由も認められるようになり
許す余裕も以前より出てきた気がします。

相田みつを氏の
『しあわせは いつも
じぶんの こころが きめる』

”ぼっちライフ”が日常になってから
このことばがやっと
腑に落ちたような気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA