高台寺は豊臣秀吉の正室ねね(北政所)が
秀吉を弔うために建てたお寺です。
朝から清水寺 → 八坂庚申堂 をまわり
高台寺にやって来ました。
高い場所
正式名称は『高台寺寿聖禅寺』。
臨済宗建仁寺派のお寺です。
遠くに八坂の塔が見えます。
途中、坂道や階段を上って上って
けっこうな高台に来たことが
分かります。
上りきった開けた場所から
このような眺めが
鉾のようなものの先っぽに鶏。
じゃなくて鶴でした。
祇園閣(大倉財閥の別荘敷地内に
建てられた望楼)だそうです。
へぇ~。
先に進みます。
観月台と美しい庭園
新緑が目に眩しい季節。
青い空との対比が美しい庭園です。
開山堂から延びる観月台(かんげつだい)は
国の重要文化財に指定されています。
ねねはここから月を眺めながら
亡き秀吉を偲んだそうです。
開山堂への入り口
開山堂 (重要文化財)
臥龍池の上を通り開山堂と霊屋(おたまや)
を結ぶ約60mの屋根付きの廊下
『臥龍廊』
霊屋(おたまや)と高台寺蒔絵
秀吉とねねを祀る霊廟の
『霊屋(おたまや)』。
今もここにねね様が木造の地下2mのところに
眠っておられるそうです。
撮影ができない場所なので
パンフレットでご覧ください。
右の厨子には豊臣秀吉の坐像
左の厨子にねねの片膝立の木像があります。
また須弥壇や厨子には
”高台寺蒔絵”と言われる華麗で見事な蒔絵が
施されています。
残念ながら近づいて目の前で見ることはできず
ちょっと距離がありました。
行かれた際は目を凝らしてご覧くださいね。
傘亭と時雨亭
伏見城から移築してきた茶室の
傘亭と時雨亭。
ともに重要文化財であり
利休好みと伝わる茶室です。
続く竹林
その後はずっと下り道で
竹林が続きます。
ちょうど新しい竹が生える季節。
タケノコが竹になり始めたものが
あちらこちらにニョキニョキ。